漢字辞典:「萱」の読み方・意味・由来について

読み方
ケン、カン、かや
名のり
ただ、まさ
画数
12画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「萱」の意味

わすれ草。ユリ科の多年草。すすきやちがやなどの草の総称。

漢字「萱」の由来

並び生えた草と屋根の図、物が旋回する状態の図が組み合わさって生まれた漢字。

漢字「萱」のイメージ

食べると憂いを忘れさせてくれるという植物を表す漢字。「人の悩みに寄り添えて、癒しを与えられるような人に」という願いをこめて名づけることができる。

萱野(かやの):茅の生えている野原。

萱屋(かやや):かやぶき屋根の家。

陸奥の真野の萱原遠けども面影にして見ゆといふものを:日本最古の和歌集「万葉集」でうたわれている。

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