漢字辞典:「禅」の読み方・意味・由来について
禅
- 読み方
- ゼン、ゆず(る)
- 名のり
- さと、よし
- 画数
- 13画
※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。
漢字「禅」の意味
国を治める者が地位をゆずること。伝える。授ける。
漢字「禅」の由来
神にいけにえを捧げる台と、先端が両またになっているはじき弓の図を組合せて生まれた漢字。
漢字「禅」のイメージ
「座禅」や「禅宗」など、仏教用語に使用されているイメージが強い漢字。「仏のように心穏やかに過ごせるように」「人を信用し、人から信用される人に」などという願いをこめて名づけることができる。
禅宗(ぜんしゅう):鎌倉時代に日本に伝わってきた仏教の一派。自己の仏性を内観することを目的としている。
友禅(ゆうぜん):友禅染めの略。江戸時代から伝わる、色鮮やかな模様染め。
一路庵禅海(いちろあんぜんかい):室町時代の茶人。一休宗純と禅問答をしたと言われている。
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