漢字辞典:「倭」の読み方・意味・由来について

読み方
イ、カ、ワ、したが(う)、まさ、やす、やまと
名のり
かず、しず、ふさ
画数
10画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「倭」の意味

柔順な様子。慎むさま。やまと(古代中国が呼んだ日本の名称)

漢字「倭」の由来

横から見た人と穂先の垂れた稲、両手をしなやかに重ねひざまずく女性の図を組み合わせて生まれた漢字。

漢字「倭」のイメージ

漢字の持つ意味から、柔軟で謙虚なイメージを持つ字。また昔の日本の美称でも用いられていた為、和の印象が強い漢字。

大倭(おおやまと):日本国の美称。大和国(奈良県)の美称。

魏志倭人伝(ぎしわじんでん):中国・晋の陳寿による三国志の一部。日本の地理や社会、外交などが記述されている、最古のまとまった文献。

式部大倭(しきぶのやまと):奈良時代の歌人。

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