漢字辞典:「漱」の読み方・意味・由来について

読み方
ソウ、うがい、くちすす(ぐ)、すす(ぐ)
名のり
すすぐ、そそぐ
画数
14画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「漱」の意味

口をすすぐ。汚れを取り除く。

漢字「漱」の由来

流れる水とたきぎを束ねた状態の図、人が口を開けている状態の図を組み合わせて生まれた漢字。

漢字「漱」のイメージ

漢字の持つ意味から、汚れや嫌な事などを取り除くというイメージを持つ字。また、「夏目漱石」の名前に用いられていることからその印象も強く、「頭が良く、文才の能力を持った子に」という願いをこめて名づけることができる。

含漱(がんそう):うがいをすること。

夏目漱石(なつめそうせき):明治から大正時代に活躍した小説家。英文学者。「我輩は猫である」で一躍文壇に登場し、他にも「坊つちやん」など有名作品を生み出し人気作家として名高い人物となった。

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漢字「漱」に関するコメント

  • 現在中3の末っ子につけました。もともとの漢文も漱石が自分は石で口をすすぐよたいな偏屈だと言う意味も知っていましたが、長男も好きな文学者から一字貰ったことと、清らかにする、浄化する、という意味もあり、この漢字を使い、そうとしました。空気が抜ける音は相手が名前を呼ぶたびに気持ちをリフレッシュできるような気がして自分の子ども3人とも空気が抜ける音から始まる名前にしました。ありがたい事に親バカですがいい子たちに育ってくれています。なかなか名前につける人もいない漢字のため、出会ったこともかぶることも今まで全くありません。

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