漢字辞典:「謹」の読み方・意味・由来について

読み方
キン、つつし(む)
名のり
き、すすむ、ちか、なり、のり、もり
画数
17画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「謹」の意味

つつしむ。相手に対し丁寧な態度を表す。注意深くする。

漢字「謹」の由来

取っ手のある刃物と口、人が腰に黄色の玉をつけた状態の図と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の図をすべて組み合わせて成り立った漢字。

漢字「謹」のイメージ

漢字の持つ意味から、慎重かつ丁寧な人を連想させられる字。「相手を敬い、丁寧な振る舞いができる人に」という願いをこめて名づけることができる。

謹賀(きんが):つつしんで喜びを申し述べること。

謹厳実直(きんげんじっちょく):つつしみ深く、真面目で正直な様子。

大行は細謹を顧みず(たいこうはさいきんをかえりみず):大きなことを成し遂げようとする者は、小さな事柄など気にかけないということ。

長谷川謹介(はせがわきんすけ):明治時代から大正時代の官僚。鉄道技師として台湾縦貫鉄道などを完成させた人物。

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