漢字辞典:「因」の読み方・意味・由来について

読み方
イン、よ(る)、ちなみ、ちな(む)
名のり
なみ、ゆかり、よし、より、よる
画数
6画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「因」の意味

原因。事の起こり。頼む。手がかり。

漢字「因」の由来

寝るときに下に敷く敷物の図と、人の図を組み合わせて生まれた漢字。

漢字「因」のイメージ

漢字の持つ意味から、なにかの根本を表しているという印象を受ける。名づけでの使用例は少ないが、名乗りを多く持つため、新鮮で斬新な印象の名前を作ることはできる。

因位(いんい):修行中で、まだ成仏していない菩薩。

悪因苦果(あくいんくか):悪い行いは悪い結果を生むということ。

機に因りて法を説け(きによりてほうをとけ):仏の教えを説く時は、機会に応じて適切な方法で説法するべきだということ。転じて、臨機応変に対応せよという意味を持つ。

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