漢字辞典:「蝉」の読み方・意味・由来について

読み方
セン、ゼン、うつく(しい)、せみ、つづ(く)
名のり
画数
15画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「蝉」の意味

せみ。セミ科の昆虫。美しい。

漢字「蝉」の由来

頭が大きくてグロテスクなマムシの図と、先端が両股になっている弾き弓の図を組み合わせて成り立った漢字。

漢字「蝉」のイメージ

夏になると元気に鳴くセミををイメージするため、名づけに用いると暑い夏を連想するような名前になる。しかし、虫の名を表す漢字のため、名づけでの使用例は少ない。

空蝉(うつせみ):この世に現に生きている人。この世。

蛙鳴蝉噪(あめいせんそう):無用な口論や、役に立たない議論をたとえた言葉。

藤堂蝉吟(とうどうせんぎん):江戸時代前期の俳人。松尾芭蕉ともつながっていた人物。

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