漢字辞典:「杏」の読み方・意味・由来について

読み方
キョウ、コウ、アン、あんず
名のり
画数
7画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「杏」の意味

あんず。バラ科の樹木。

漢字「杏」の由来

大地を覆う木と口の絵が組み合わさって生まれた漢字。

漢字「杏」のイメージ

果物の一種であることから、可愛いらしい印象の強い漢字。あんずの果実は甘く、種は薬用にもなる。そこから「外見的な美しさあと、人の役にたてる素晴らしい人格を合わせ持つ人に」「多方面で活躍するように」などの思いを込めて名づけることができる。意味も響きも可愛らしく、近年では女の子の名づけで人気を集めている。また、左右対称の安定感ある字形なので、どの漢字とも相性が良い。

杏林(きょうりん):医者。多くの人の病気を治すあんずの林。

銀杏(ぎんなん):イチョウの種子。食材にもなる。

小堀杏奴(こぼりあんぬ):明治時代の作家。森鴎外の娘。

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