漢字辞典:「橘」の読み方・意味・由来について

読み方
キツ、キチ、たちばな
名のり
画数
16画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「橘」の意味

旧暦で五月の別名。みかん類の総称。

漢字「橘」の由来

大地を覆う木と台座にたてた矛の図が組み合わさって生れた漢字。

漢字「橘」のイメージ

漢字の持つ意味から、和のカンキツ系の果物をイメージする字。古くからたくさんの人に愛されてきたフルーツであることから、名づけでも、たくさんの方に愛されるようにと女の子の名前で人気を集めている。

柑橘(かんきつ):ミカン科ミカン連の、ミカン属など数属の総称。

橘皮(きっぴ): 漢方薬に用いる生薬の一つ。血圧降下作用があり、胃もたれ、消化促進、食欲増進などの効果をもつ。

越智橘園(おち きつえん):幕末〜明治時代の僧。明治維新後、奈良県諸宗寺院取締役などをつとめ私学興譲学館を創設した人物。

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