漢字辞典:「錬」の読み方・意味・由来について

読み方
レン、ね(る)
名のり
画数
16画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「錬」の意味

金属を焼いて不純物を除いて質の良いものにする。物事を理想的な状態にまで高める。

漢字「錬」の由来

金属とすっぽり覆うさまを表した文字、土地の神を祭る為に柱状に固めた土と束ねた袋、束ねた袋から選別する事を示す線をすべて組み合わせて生まれた漢字。

漢字「錬」のイメージ

漢字の持つ意味から、「努力を惜しまず、向上心を持った子に」といった願いをこめて名づけることができる。名づけの使用例は少ないが、「レン」という響きを用いると今風の名前を作ることができる。

鍛錬(たんれん):金属を熱して打ちきたえるように、訓練を積んで心身・技能を立派にすること。

百錬(ひゃくれん):何度も繰り返し鍛えてよくすること。

虎関師錬(こかんしれん):鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての臨済宗の僧。

鵜飼錬斎(うかいれんさい):江戸時代前期の朱子学派の儒学者。

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