漢字辞典:「慎」の読み方・意味・由来について

読み方
シン、つつし(む)
名のり
ちか、のり、まこと、みつ、よし
画数
13画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「慎」の意味

間違いのないように充分気をつけること。

漢字「慎」の由来

心臓とさじ、かなえ(中国の土器)の図が組み合わさって生まれた漢字。

漢字「慎」のイメージ

漢字の持つ意味から、誠実さを感じさせられる字。「謙虚な心の持ち主に」「心配りのできる人に」などという願いをこめて名づけることができる。「シン」の読みでは男の子の名づけで人気がある。

慎重(しんちょう):軽々しく行動したり、断定しないこと。

誠実謹慎(せいじつきんしん):つつしみ深く真面目なこと。偽りがなく真心がこもっていること。

君子は独りを慎む(くんしはひとりをつつしむ):徳のある人は人が見ていない所でも行いを慎むということ。

中岡慎太郎(なかおかしんたろう):幕末の志士。陸援隊隊長。坂本龍馬とともに薩長同盟成立に尽力した人物。

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