漢字辞典:「務」の読み方・意味・由来について

読み方
ム、つと(まる)、つと(める)
名のり
かね、ちか、つとむ、つよ、みち
画数
11画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「務」の意味

精一杯働く。仕事。役割を果たす。

漢字「務」の由来

矛とボクっという音を表す擬声語、右手と力強い腕の図がすべて組み合わさって生れた漢字。

漢字「務」のイメージ

漢字の持つ意味から、真面目に役割を果たす誠実さを感じさせられる字。「何事も真面目に取り組める人に」「責任感のある働き方ができる人に」などという願いをこめて名づけることができる。

義務(ぎむ):法律や道徳上において、人が当然しなければならない務め。

開物成務(かいぶつせいむ):万物を開発してあらゆる事業を成し遂げようとすること。

各務支考(かがみしこう):江戸時代前期の俳諧師。松尾芭蕉の門下に入っていた人物。

男の子名の止め字例:比呂務(ひろむ)、阿斗務(あとむ)

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