漢字辞典:「粛」の読み方・意味・由来について

読み方
シュク
名のり
かく、かた、かね、きよし、しゅ、すすむ、すみ、ただ、たり、とし、はや、まさ
画数
11画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「粛」の意味

注意深くする。尊敬する。正す。速やか。

漢字「粛」の由来

さおを手に持っている状態と両岸がせまり、間にふちのある図を組み合わせて生まれた漢字。

漢字「粛」のイメージ

漢字の持つ意味から、おごそかな印象を受ける字。名づけでは「シュ」の読みを生かして男女ともに使用することができる。凛とした印象の名前になる。

粛粛(しゅくしゅく):静かで、ひっそりとしている様子。

粛啓(しゅくけい):手紙の初めに書く、あいさつ言葉。「つつしんで申し上げます。」という意味を持つ。

小林粛翁(こばやししゅくおう):江戸時代中期から後期に活躍した医師。石王塞軒(そくけん)に儒学を学び、儒者でもあった。

諏訪忠粛(すわただかた):江戸時代中期〜後期の大名。信濃高島藩(長野県)の7代目藩主を務めた人物。

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