漢字辞典:「偲」の読み方・意味・由来について

読み方
シ、サイ、しの(ぶ)
名のり
しのぶ
画数
11画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「偲」の意味

賢い。強い。才能がある。なつかしく思う。励まし合う。

漢字「偲」の由来

横から見た人と小児の脳、心臓の図を組み合わせて生まれた漢字。

漢字「偲」のイメージ

漢字の持つ意味から、思いやりや絆を感じさせられる字。名づけに用いると情緒のある名前になる。人を思うと書くことから「思いやりのある子に」という願いをこめて名づけることができる。

偲偲(しし):互いに励まし合い切磋する。

友山士偲(ゆうざんしさい):南北朝時代の僧。山城(京都府)出身。南山士雲(鎌倉時代の僧)に学び、南楚師説に修行した人物。

男の子名の止め字例:佐登偲(さとし)、大偉偲(たいし)

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漢字「偲」に関するコメント

  • 和風な印象を持つ字だな、と思います…
    由来などで良い意味があるのを、このサイトで認識しましたが、普段目にするのは「故人を偲ぶ」や「昔を偲ぶ」という時なので、私には暗いイメージです。
    まっさきに「葬式で必ず見かける文字」と思いました。
    良い意味もあるようですが、文字自体に対する印象がそうなので、読み方で選ぶのなら、なにも人名にわざわざこれを選ばなくても…というのが、申し訳ないけれど、自分の素直な感想です。

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