漢字辞典:「庵」の読み方・意味・由来について

読み方
アン、いおり
名のり
いお
画数
11画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「庵」の意味

質素な家。小さな仮住まい。

漢字「庵」の由来

家の屋根と両手両足を伸びやかにした人、稲妻の図を組み合わせて生まれた漢字。

漢字「庵」のイメージ

文化人や茶人の雅号で用いられている漢字の為、日本の風情を感じさせられる。名づけに用いると趣きのある名前になる。「アン」の読みをもつ漢字が少ないため、とても貴重な漢字。

庵主(あんじゅ):茶会の主人を示す。

緒方洪庵(おがたこうあん):江戸時代後期の武士。蘭学者。日本の近代医学の祖といわれている人物。

小杉放庵(こすぎほうあん):明治から昭和時代の洋画家。気品ある日本画を描いた画家。

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