漢字辞典:「桂」の読み方・意味・由来について

読み方
ケイ、かつら
名のり
かつ、よし
画数
10画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「桂」の意味

カツラ科の落葉高木。月に生えているという伝説の木。

漢字「桂」の由来

大地を覆う木と、縦横の線を重ねた幾何学的な製図を組み合わせて生まれた漢字。

漢字「桂」のイメージ

カツラの木は、新緑の時期に青々とした葉を、紅葉の時期には美しい黄色の葉を身にまとう。その姿からは、自然の豊かさを感じさせられる。また、「月桂冠」や「月桂樹」のように「月」と合わせてつくられた熟語を持ち、美しい印象を受ける。

桂花(けいか):月に咲く花。月光。

月桂冠(げっけいかん):最も名誉のある地位。また、そのしるし。

大橋宗桂(おおはしそうけい):江戸時代の将棋一世名人。織田信長から名を賜ったとされている人物。

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