漢字辞典:「奎」の読み方・意味・由来について

読み方
キ、ケイ
名のり
あきら、ふみ
画数
9画

※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。


漢字「奎」の意味

星宿の名前。アンドロメダ座にあたる。

漢字「奎」の由来

両手・両足を伸ばした人と、縦横の線を重ねた幾何学的な製図を組み合わせて生まれた漢字。

漢字「奎」のイメージ

漢字の持つ意味から、ロマンを感じさせられる字。日常での使用はほとんどない漢字だが、字形に「圭」をふくむことで、読みは難しい印象を与えない。

奎運(けいうん):学問の気運。または学問や文芸が発達する勢いを示す。

奎星(けいせい):北斗七星の第一星から四星までを示す。中国では文章をつかさどる「神」と伝えられている。

松本奎堂(まつもとけいどう):幕末の志士。天誅組の総裁の一人として、大和に兵を挙げた人物。学問にも精通していた人物。

渡辺奎輔(わたなべけいすけ):江戸時代後期の医師。博物学者。「日本医史」の著者。

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