漢字辞典:「宜」の読み方・意味・由来について
宜
- 読み方
- ギ、よろ(しい)、よろ(しく)
- 名のり
- き、すみ、たか、なり、のぶ、のり、のる、まさ、やす、よし、より、よろし
- 画数
- 8画
※『名のり』とは、人名のみに使える漢字の読み方のことです。
漢字「宜」の意味
ちょうどよい。能力や質がすぐれている。健康。
漢字「宜」の由来
屋根とまないたの上に肉片をおいた図が組み合わさって生まれた漢字。
漢字「宜」のイメージ
漢字の持つ意味から、問題もなくよい状態であることをイメージし、落ち着きを感じさせられる。「おだやかな人生を送れるように」「品行方正な人柄の持ち主に」などという願いをこめて名づけることができる。左右対称で上下のバランスもよく、安定感を感じさせる。
適宜(てきぎ):状況によく合っていること。適当。
宜しきを得る(よろしきをえる):その場その場に応じて適切に対処し、良い結果を得る。
宜秋門院(ぎしゅうもんいん):平安時代末期から鎌倉時代にかけての女院。後鳥羽天皇の中宮で九条兼実の娘。
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